データ化の説明いたします。
マウスなどを使い線画をグリグリ描き慣れましたら、別な視点でカッティングデータを作成する手段を考えましょう。
構成している線分が画面と格闘するだけで描ければ、こんなに楽な事はありませんが、世の中そんなにあまくない。

ねぇ、こんなの出来ない?「う゛、、」。
そうです!線分と円弧成分、楕円駆使してではやってられません。考えても頭痛くなりますので、こういう場合は元の案件を画像化することから始めて下さい。スキャナーなどでモノクロデータで結構ですから2色のデータとして取り込んでみましょう。例はモノクロとして使います。
ソフトウェアでこのラスターデータを”下絵”に置くのです。
CUTPOP2等ではファイルメニューにビットマップセットというのがあり、Windows標準の BMP 型式であれば図面上へ画像データを配置できます。( このまま切れる分けではありません。)

拡大表示に切り替えます。まずは左手周辺を見てみます。
線画をマウス作業で書き込んでいきます。白黒画像の境界上をなぞるわけですが、黒いペンで引いても見にくいのでペン色を変えます。例では赤色で引いてみます。
 作図コマンドにある”スプライン”線を選択します。境界上の点を開始位置を決め、連続でポイントしていき通過点とします。適当な位置で確定後、スムーズな線分へ自動で書き込んでくれます。
直線成分の長い箇所はポイント間を長くし、カーブのきつい箇所は詳細に拾っていけばメモリー上有利です。
 外周全部を一筆書きでやつものいいですが、ポイント数の限界もあるので、適当に。
一旦、ここまでと決めたら確定し、指周りの指定を終えます。
赤線でスプライン線画書けました。同様に他の部位も作ります。続けて引く場合は線分の端点を指定できますので、ある線の終点を次の開始点にするといいでしょう。

あっち、こっちと飛び飛びに線分を作った例です。画面上は希望の図形になっています。しかし、カッティングプロッターに出力した場合、このままの順番で切り出す場合があります。その場合、カッターが逐次アップダウンを繰り返し、接続部分が綺麗ではありませんし動きも無駄です。(プロッターによっては内部で自動連続線に変換してくれる機種もあります。)
編集コマンドから加工を選び、線分の連続化などのコマンドを使います。
どれかの線分を1番とし、繋がる線を順番換えをしてくれます。端点同士が繋がっていて閉鎖デザインであれば開始点まで戻ってきます。

意匠図形の製作法は以上です。
 円、四角形などの基本図形などと合わせ作ります。
また”削除”するという作成法も合わせて覚えておくといいでしょう。描き込んで作るだけでなく、余計な線分も描き、必要な箇所だけを貰う方法です。例えば、こんな意匠図形。



円弧成分がありますので、ポイントだけの指定では巧く綺麗になりません。構成を考えてみますと、直線と円を重ねていけばこんな感じではないでしょうか。

 余計に書いて、消すという作業も必要。

円弧の部分カット、直線の部分カットを線の交点で指定すれば、出来上がりです。

それでも結構面倒くさい人
 会社ロゴ・デザインなど簡単な意匠図形であれば、今までの手順で構いません。時間的に余裕があれば熟練次第でどんな図形でも完成まで可能でしょう。しかし業務でやるとなったり、描くのが面倒くさいという場合、もっと便利なソフトウェアがあります。スキャナー等で取り込んだラスターデータをそのままイメージから外周を割り出し、ベクトルデータを自動で作ってくれるソフトウェアです。アスキーサムシンググッドで扱う
V maker等がそれにあたります。現在はアイフォーが扱っています

V makerHELPより抜粋:
3モードベクタライザー・V maker Professional は、ビットマップデータを弊社独自のアルゴリズムでCADソフト、ドローソフト等であつかえるベクトルデータに変換します。また、この工程をベクタライズといいます。このベクタライズの作業により、スキャナからとった絵図面をCADソフト、DTPソフト等で編集することができます。

というように、最終的にDXF型式のベクトルデータへ変換してくれるアプリケーションソフトです。



予算的に余裕のある人は、スキャナーシステムと合わせて導入してみてはどうでしょうか。Pro版で\98,000円します。
メニューも何もかも単純なわりに・・・高ぇなぁ。
追加で書ける線分も、上のアイコンにあるように、単一な線だけでしてスプラインとかポリラインの連続データを描けれるわけではないし。バージョンアップも永久に無いかんじ〜〜


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